【呪術廻戦】「狗巻を下がらせろ」と加茂が言ったのは何故?意味を考察

呪術廻戦・狗巻を下がらせろの加茂の言葉の意味は? 呪術廻戦

アニメ「呪術廻戦」の第18話「賢者」。

今回は、狗巻棘の登場回でセリフ(おにぎりの具)と呪言も多く飛び出し、狗巻ファンにとっては嬉しい回でしたね。

ただ、アニメ終了時間間際で京都校3年の加茂憲紀が言ったセリフ「狗巻を下がらせろ」の意味がよくわからないという意見がちらほら見受けられました。

加茂が「狗巻を下がらせろ」と言ったのは何故なのか、その意味について考察しました。

       

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【呪術廻戦】「狗巻を下がらせろ」と加茂が言った意味がわからない?

       

この加茂の発言の前後だけ書くと訳がわかりませんので、まず18話のおさらいを場面ごとに簡単に。

(劇中は、東京校と京都校の交流戦の最中です)

おさらいを読まなくても大丈夫という方は、下の四角枠は読み飛ばしてください。

     

1.加茂憲紀 VS 伏黒恵

2.東京校・狗巻棘が「眠れ」の呪言で京都校・三輪霞を眠らせ、三輪霞は棄権。

  ⇒中途になっていた禪院真希×三輪霞の勝負を禪院真希の勝ち星で決着させるため

3.狗巻棘の前に未登録の特級呪霊・花御が出現。

4.戦闘中の伏黒恵と加茂憲紀の前に、巨大な木の塊と化した花御が出現。

5.逃げてきた狗巻棘は伏黒恵と加茂憲紀に「逃げろ」と伝え、狗巻が伏黒・加茂組と合流。

6.教員の待機するモニタールームに貼られたお札が一斉に赤く燃え尽きる。

  ⇒青く燃えたら京都校、赤く燃えたら東京校の勝ち星で、多い方のチームが勝ち。

7.突然ひとつの色で全焼するという異常事態を察知した教員たちは生徒の様子を見に出る。

   ●五条悟・庵歌姫⇒楽巌寺学長と学生の保護

   ●冥冥⇒エリア内の学生の位置を特定し五条に知らせる

8.呪詛師(ハンガーラック)と真人が画面に登場。

9.花御の木の猛追から逃げる伏黒・加茂・狗巻組。

10.ハンガーラックが「五条悟を通さない代わりに他の全ての呪術師が通れる」の縛りがある帳を下す。

11.帳に阻まれた五条悟を残して歌姫と楽巌寺学長は帳の中へ。

12.楽巌寺学長とハンガーラックの戦闘開始。

13.木から特級呪霊の姿に戻った花御と伏黒・加茂・狗巻組が対面。

14.五条に連絡をしようとした伏黒の前に花御が急接近し、狗巻棘が「動くな」呪言を発動。花御と戦闘開始。

15.花御が意味不明な言語を発し3人の脳に語りかけ。

       

前置きが長くてすみません。

     

花御の発した言語は未知のものでしたが、意味はわかるという意味不明な状況の中

伏黒恵が花御の言語について

     

独自の言語体系を確立している・・・

      

と言うのですが

これに続いて、加茂が

    

・・・狗巻を下がらせろ

    

と言ったのが、今回の疑問点。

話の流れとしていささか唐突で、こちらを見ていて、「なんで狗巻?」となった方が、少なからずいたようです。

    

加茂が「狗巻を下がらせろ」と言ったのはなぜなのか、次でまとめていきたいと思います。

     

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【呪術廻戦】「狗巻を下がらせろ」と加茂が言った意味は作戦のため

     

この「狗巻を下がらせろ」について、前述したように前後の文脈的に唐突で、ちょっとこれだけでは意味がわかりません。

漫画本編もアニメもこちらの発言に触れられることなく、話が進んでいきます。

       

何度かこの部分を観なおしてみたところ、この答え(と思われるもの)は、

花御と3人が遭遇してからの一連の流れにある事がわかりました。

その流れは、以下のとおり。

     

1.花御の木の塊から逃げる狗巻と、伏黒・加茂組が合流

2.巨木の塊から呪霊の姿に戻った花御と狗巻・伏黒・加茂が対面

3.伏黒が花御の前で五条に連絡しようとする(ちょっと呑気!)

4.花御が伏黒に急接近!伏黒あやうし

5.狗巻が渾身の「動くな」呪言を発動し、花御の動きが一瞬とまる

6.加茂と伏黒がそれぞれ術式・武器・式神で攻撃するが花御は無傷

7.花御が意味不明な言語で話し3人の脳に語り掛ける

8.伏黒「独自の言語体系を確立してる」のあとに、加茂の「狗巻を下がらせろ」発言

     

     

このうち、4~6のところが重要です。

ここから見えてくるのは

     

狗巻の呪言(「動くな」)は効いたが、伏黒・加茂の物理攻撃が効かなかった。

    

この状況を見て、加茂は全員が帳の外に逃げのびるためには狗巻の呪言が切り札であることに気づいた。

狗巻はその術式から、加茂や伏黒と違って肉弾戦で戦闘をするタイプではなく接近戦が不向き。

そんな狗巻を花御の物理攻撃に晒してムダに消耗させることは避けなければいけない。

   

このことから、この「切り札」を守るため、伏黒・加茂の2人が花御の物理攻撃の矢面に立って攻守で凌ぎ、

狗巻を後方から呪言で支援させる作戦を加茂が思いついた。

       

という経緯。

加茂の「狗巻を下がらせろ」発言は、この思考の末の結論だけを伝えたものだと思われます。

    

実際にこの後3人は、

狗巻が呪言で一瞬相手の動きを止めた隙に伏黒・加茂が交互に攻撃をしかけ花御の物理攻撃をかわし、

少しずつ帳の出口に向かって後退していくという戦法を取ります。

     

狗巻を下がらせた理由として

呪言は身体への負担(リターン)が大きく、極力負担を減らすために加茂・伏黒が矢面に立って時間を稼いだ

という意見も見られましたが、

確かに少しはあったかもしれませんが、狗巻が呪言で花御を止められるのはほんの一瞬であり、多発はまず避けられません。

     

ですので、加茂が狗巻を後方に下がらせようとした一番の理由は、

「花御からの物理攻撃に晒して、切り札の狗巻を消耗させないため」

かなと思います。

    

あの緊迫した状況の中で瞬時に自分たちが生き延びられる可能性(切り札)を見出し、作戦を組み立てた加茂さん。

さすが呪術師御三家の嫡流の風格です。  

     

しかし読者からすると、ちょっと言葉足りないのでは?!と思う所で

     

狗巻:「しゃけしゃけ」

伏黒:「そうですね。五条先生に連絡しましょう」

に、加茂さんは「君は彼が何を言ってるのかわかるのか?」

とか突っ込んでたけど、狗巻くんとほぼ同じレベルですよ!とお伝えしたいですね。笑

     

 

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【【呪術廻戦】「狗巻を下がらせろ」と加茂が言ったのは何故?意味を考察・まとめ

■伏黒・加茂の物理攻撃は花御に効かなかったが、狗巻の呪言だけは効いた

■帳の外まで逃げ延びるためには狗巻の呪言が不可欠であり切り札。

⇒狗巻を花御の物理攻撃に晒さないように加茂・伏黒で矢面に立ち、後方から呪言で支援させるため、加茂は「狗巻を下がらせろ」と言った

    

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